2005/09/11 BIG MOUTH LOUD「旗揚げ戦」後楽園ホール
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第2試合 池田大輔 vs 臼田勝美
元バトラーツ同士の対戦。
この日はU系選手の頭数を揃えるために元バトラーツ勢をかき集めた印象もありました。
池田大輔はPRO-WRESTLING NOAHを退団してフーテン・プロモーションを設立。
フリーランスとして各団体の試合に出場。
臼田勝美は……最近、目立った活動をしていなかったから
(地道な活動はしているのだとは思うけれども)すっかり引退したのかと思ってた。
初っ端から蹴りあい、臼田のハイキックが池田の頭部にヒット!
UWF の血を引き継いだ者どうしが行うグラウンドでの足関節のとりあい。
最後は池田が臼田をブレンバスターで持ち上げて
頭から落とし(正しくバーティカルスープレックス)試合終了。
○池田大輔(5分03秒 ブレーンバスター > 体固め)臼田勝美●
昔のバトラーツ絶頂期に行っていたかのような、気持ちのいいバチバチファイトだった。
試合時間もスパっと短く、第2試合のポジションという役目を十分に果たした試合内容でした。
第3試合 石井智宏 vs 伊藤博之
石井智宏はRIKIPROの選手会長
伊藤博之はチーム・アライアンス所属(団体ではない個々が集うユニットみたいもの?)のフリーランス
共に BIG MOUTH LOUD の掲げる理念とはあまり関係のない選手にカード。
石井智宏はRIKIPRO vs BIG MOUTH の抗争に参加しているから義理参戦?
伊藤博之は……高坂繋がりの U 系派閥で呼ばれたのか?
とにかくよくわからんカード。
試合内容は純粋培養されたプロレスラー(石井) vs UWFの流れを組んだ格闘家(伊藤)という流れ。
昔の新日本vs UWF や新日本 vs U インターみたいな感じ
伊藤の(速さはないものの)重そうな蹴りをレスラーらしく身体で受ける石井。
足関節のとりあい。石井は純粋培養のレスラーらしく「おりゃ!」とか掛け声で気合を入れるも
気合だけでは関節を取ることができず、足関節を決められたまま、悶絶しながらロープブレイクする石井。
グラウンドでの両者のやりとり、コントみたいで笑えた。
伊藤がバックをとりチョークスリーパーを狙う。
顔の張り合いをしたり
エビ固め(ボストンクラブ)を決めてみたり……いろいろやった後に
最後はレスラーの維持をみせる形で、強引なラリアットから逆エビで固めて石井の勝利。
○石井智宏(10分34秒 逆エビ固め) 伊藤博之●
この試合で一番熱かったのは選手ではなく、石井に熱い声援を送っていた南側に座るRIKIPROの女性ファン。
とにかく熱かった……いっちゃ悪いけれどもこの程度の試合で
(他団体での義理参戦、なにかが懸かっている特別試合でもなく)
あれだけ熱い声援を送れるRIKIPROファンの姿勢は羨ましくなる。
他人の目は気にしないで、これかも「石井が負けたらアタシ死んじゃうんだから!」
ぐらいの熱い声援を送り続けて欲しい。
熱烈に応援できる対象が存在する幸せ。これを噛み締めていて欲しい。
第1試合 藤原喜明vs木戸修
第2試合 池田大輔vs臼田勝美,第3試合 石井智宏 vs 伊藤博之
第4試合 長州&宇和野vsB クォーターメイン&S マディソン,前田と船木のアイサツ
第5試合 エンセンvsゴルドー,第6試合 A大塚 vs 石川
第7試合 柴田勝頼vs村上和成