2005/09/11 BIG MOUTH LOUD「旗揚げ戦」後楽園ホール

※ クリックすると拡大する画像もあります。

BIGMOUTHLOUD「旗揚げ戦」後楽園ホール

BIG MOUTH LOUD 旗揚げ戦のレポをつらつらと……

BIGMOUTHLOUD「旗揚げ戦」後楽園ホール

試合開始前の会場の雰囲気。後楽園ホールは嘘偽りなく満席。立見ゾーンも二重三重の人がいる。
4月の全女解散興行よりも人が多いかも?本当に満員札止め。
しかも、ここに集まっている観客はなにかを期待している。既に出来上がっている状態。
普通のプロレス興行とは違う雰囲気がありました。

BIGMOUTHLOUD「旗揚げ戦」後楽園ホール

試合開始時間の10分ぐらい前から北側に設置されたスクリーンに
BIG MOUTH LOUD 旗揚げまでの軌跡を追った VTR が流されていました。
映像をみてさらに盛り上がる場内の雰囲気。

BIGMOUTHLOUD「旗揚げ戦」後楽園ホール

UWFのテーマが流れるなか、上井文彦氏が登場。
選手でもないのに何故か?「上井」登りまであるし……
フロントの人間の登りが用意されているプロレス団体ってかなり異例なのですが。

BIGMOUTHLOUD「旗揚げ戦」後楽園ホール

上井氏の挨拶。宣言とおりに短かった。


BIGMOUTHLOUD「旗揚げ戦」後楽園ホール


続いて BIG MOUTH 専務石川稔久氏の娘さんで BIG MOUTH LOUD のマスコットガールに任命ユリちゃんを紹介。
上井氏の紹介では「子供の頃からのプロレスファン。新日時代のコジのファンでした」とのこと

以上でOPの挨拶は終了。



第1試合 藤原喜明 vs 木戸修 

UWF LEGEND マッチと銘打たれたカード。
レフリーは柴田勝久(BIG MOUTH LOUD 所属選手の柴田勝頼の親父さん)

BIGMOUTHLOUD「旗揚げ戦」後楽園ホール


BIGMOUTHLOUD「旗揚げ戦」後楽園ホール


選手だけではなく、レフリー柴田勝久氏にも声援が飛ぶ。正しく LEGEND マッチ。
木戸のテーマ曲を聴いたのも久し振り。


BIGMOUTHLOUD「旗揚げ戦」後楽園ホール



BIGMOUTHLOUD「旗揚げ戦」後楽園ホール


まずは両者、ど真ん中なロックアップから


BIGMOUTHLOUD「旗揚げ戦」後楽園ホール


BIGMOUTHLOUD「旗揚げ戦」後楽園ホール


BIGMOUTHLOUD「旗揚げ戦」後楽園ホール


以下、格闘芸術(ファイティングアーツ)な流れをご堪能下さい。


BIGMOUTHLOUD「旗揚げ戦」後楽園ホール


相手の足をとり


BIGMOUTHLOUD「旗揚げ戦」後楽園ホール


グラウンドでの足関節のとりあい。UWFそのものだ。泣けてくる

BIGMOUTHLOUD「旗揚げ戦」後楽園ホール

BIGMOUTHLOUD「旗揚げ戦」後楽園ホール


BIGMOUTHLOUD「旗揚げ戦」後楽園ホール


腹固めの体勢。この技もUWFっぽい


BIGMOUTHLOUD「旗揚げ戦」後楽園ホール


グラウンドでの腕のとりあい。両者のポジションといい、UWFの臭いぷんぷん


BIGMOUTHLOUD「旗揚げ戦」後楽園ホール


この構図とか、メッチャUWFだ

BIGMOUTHLOUD「旗揚げ戦」後楽園ホール


BIGMOUTHLOUD「旗揚げ戦」後楽園ホール


藤原組長と木戸の関節のとりあい、この試合の最大にして最高の見どころ。


BIGMOUTHLOUD「旗揚げ戦」後楽園ホール


デジカメで撮影した画像を整理していて思ったのは、両者の構え。ひとつひとつが絵になること。


BIGMOUTHLOUD「旗揚げ戦」後楽園ホール


藤原組長が脇固めを狙う。
海外ではフジワラアームバーとして技の名前が定着しているぐらい脇固め = 藤原組長 = UWFという図式。


BIGMOUTHLOUD「旗揚げ戦」後楽園ホール



BIGMOUTHLOUD「旗揚げ戦」後楽園ホール


木戸の反撃。首四の字とはまた渋い技。

BIGMOUTHLOUD「旗揚げ戦」後楽園ホール

BIGMOUTHLOUD「旗揚げ戦」後楽園ホール

BIGMOUTHLOUD「旗揚げ戦」後楽園ホール

藤原組長、コーナーポストの金具に頭を何度もぶつけられた末に額から流血。

BIGMOUTHLOUD「旗揚げ戦」後楽園ホール

藤原組長、反撃の逆エビ。

BIGMOUTHLOUD「旗揚げ戦」後楽園ホール

レフリー柴田勝久氏の指示により、試合途中でゴングが鳴らされて突然の試合終了。

藤原喜明(15分 時間切れ引き分け)木戸修

当然、観客からは不満の声が爆発。しかし……本当はこの第1試合、15分一本勝負だったのです。
試合の際中にリングアナが「試合時間15分経過〜」と普通にアナウンスして試合を続けていたから

会場にいる殆どの人が15分一本勝負である。ということを意識していなかった(忘れていた)

レフリー柴田勝久氏が気づき(15分経過のアナウンスが流れた1分後ぐらいに)ゴングを要請した次第。
ゴングを叩くリングアナがぼ〜っとしていた(緊張していた?)だけの話。
スタッフのポカのせいで試合終了間際は後味が悪かった。


BIGMOUTHLOUD「旗揚げ戦」後楽園ホール


客席からの騒動も収まりをみせるなかで、藤原組長と木戸がリング中央で礼。実に UWF らしい終り方。
ぶっちゃけ、両氏の身体の動きにはキレもなく
(関節をとりにいくスピードはあったものの、それ以外はトロトロしていた)
加齢によるコンディショニングの低下は仕方ないものとしても
達人による技の演舞に近い雰囲気がある試合で、UWF LEGEND マッチの名に恥じない好試合でした。

第1試合 藤原喜明vs木戸修

第2試合 池田大輔vs臼田勝美,第3試合 石井智宏 vs 伊藤博之

第4試合 長州&宇和野vsB クォーターメイン&S マディソン,前田と船木のアイサツ

第5試合 エンセンvsゴルドー,第6試合 A大塚 vs 石川

第7試合 柴田勝頼vs村上和成