第三試合終了後に一旦、休憩が入り、外の売店で生麦酒200円ときゅうり1本(浅漬け)50円を補充。
生麦酒は200円ということもあって、休憩中には売り切れていました。暫らくして第4試合の始まり。

第4試合 30分1本勝負 ○闘獣牙Leon(11分13秒、マッドスプラッシュ→片エビ固め)渡辺菜穂●


2005.6.5「息吹」新木場1stRING


闘獣牙Leonの入場。


2005.6.5「息吹」新木場1stRING


この娘が渡辺菜穂。
女子プロレスをやる選手にしては珍しく、スラりと良い姿勢をしております。
この娘の試合を見るのはこの日が初めてでした。
女子プロレス好きでも渡辺菜穂の試合を見たことのある人は少ないと思います。

何故ならば、この日渡辺菜穂はプロレス二試合目だから。
デビュー戦は息吹主催者の吉田万里子が所属している
フリーユニットM's Styleで済ませているものの、今日が二試合目のド新人。

が、しかし、渡辺菜穂(16歳、高校生、平成元年生まれ)は
アマレスで大変な実績を残していて、例をあげるとクイーンズカップ49キロ級で優勝。2008年の北京五輪出場を目指している(その枠内に入れる見込みがあるから)

わかり易く説明すると未来の浜口京子、美憂と聖子の山本姉妹とか為りえる逸材……
そんな風に思っていればいいんじゃないでしょうか?(
良くしらないけれども、大雑把に捉えると間違っていないかと)


2005.6.5「息吹」新木場1stRING


試合の序盤はアマレス風のバックの取り合いから。
対戦相手の闘獣牙Leon(マスクウーマンの方)はキャリア5年ほど(多分それ位……)の中堅選手なので
最初は渡辺菜穂の得意なステージに付き合っているのかな?とも思えましたが
とにかくレスリングのスピードが早いこと早いこと。


2005.6.5「息吹」新木場1stRING


キャリアの差と、アマレスには無い関節技を出す事によって
闘獣牙Leonが優位に立つ場面も多かったのは確かですが


2005.6.5「息吹」新木場1stRING


関節技を凌ぐと渡辺菜穂は直ぐにでもレスリングに持ち込み相手のバックを獲りにかかります。
レスリングにおける動きの速さと、相手のバックを獲るまでのねちっこさは
流石クイーンズカップで優勝しただけあるなぁと。目を見張るモノが。


2005.6.5「息吹」新木場1stRING



2005.6.5「息吹」新木場1stRING



2005.6.5「息吹」新木場1stRING



2005.6.5「息吹」新木場1stRING



2005.6.5「息吹」新木場1stRING


渡辺菜穂の動きを止めるために闘獣牙Leonが繰り出す関節技の数々。
その中の一つでフロントネックロックをかけている図。


2005.6.5「息吹」新木場1stRING


なんとか耐えてロープに手を伸ばす渡辺菜穂。
16歳だけあって身体(関節の節々など)が軟らかいというのか
もしくはレスリングをやっていることで柔軟性が鍛えられているのか


2005.6.5「息吹」新木場1stRING


試合内容を要約すると渡辺菜穂が素早い動きで闘獣牙Leonのバックを獲る。
で、闘獣牙Leonは関節技で渡辺菜穂を絞りあげる。
それをエスケープした渡辺菜穂が又動く……これが延々と続く感じ。
同じような展開が続きましたが、決して退屈しない動きに緊張感がある良い試合でした。


2005.6.5「息吹」新木場1stRING



2005.6.5「息吹」新木場1stRING



2005.6.5「息吹」新木場1stRING


相手のバックを獲って、絡みつくように……渡辺菜穂のアマレス選手な動きは闘獣牙Leonも苦戦していました。
正直、アマレスのポイントルールだったら闘獣牙Leonはすぐに負けていました。
今回はプロレスルールなのであまり意味はないですが


2005.6.5「息吹」新木場1stRING


渡辺菜穂の鎌固め。
最初、首のロックをすこし失敗しましたが、それはご愛嬌という事で。


2005.6.5「息吹」新木場1stRING


超新星とは言え、やはり16歳。
女子高生ですからプロレスラー闘獣牙Leonの攻勢に対しては随所、随所でダウン。
渡辺菜穂の横には様子を心配して試合を続けるか?どうか?を確認する大値レフリーが目を光らせています。


2005.6.5「息吹」新木場1stRING



2005.6.5「息吹」新木場1stRING


渡辺菜穂が出した鎌固めに次ぐ、関節技。
相手の胴体を自分の下半身で挟み固定しておいて、腕で首を抱え込み捻る技。
けっこうシビアに極まってました。


2005.6.5「息吹」新木場1stRING



2005.6.5「息吹」新木場1stRING


闘獣牙Leonの反撃。
もっともプロレスらしい技であるボストンクラブ(逆エビ固め)で渡辺菜穂を攻めいます。
この技はベテランが若手新人相手に出す潰し技と相場が決っているのですが、なんともエグイ曲り方をしている。


2005.6.5「息吹」新木場1stRING


なんとか身体を動かしてロープエスケープした渡辺菜穂。もう死にそう


2005.6.5「息吹」新木場1stRING



2005.6.5「息吹」新木場1stRING


逆エビ攻めにもめげずに、バックスライド(逆さ押さえ込み)を出して反撃しようとしている渡辺菜穂。
残念ながら、ここでカウント3は獲れず。


2005.6.5「息吹」新木場1stRING


再度、闘獣牙Leonのボストンクラブ(逆エビ固め)攻め。


2005.6.5「息吹」新木場1stRING


フォール。
闘獣牙Leonのボストンクラブ(逆エビ固め)でヘロヘロだった渡辺菜穂はここで押さえ込まれて試合終了。


2005.6.5「息吹」新木場1stRING


試合が終わり、二人で四方の客席へ向けて挨拶。


2005.6.5「息吹」新木場1stRING


渡辺菜穂は馴れないプロレスルールと闘獣牙Leonとのキャリアの差において負けはしましたが
もの凄い可能性を秘めた選手であったことは間違いありません。

まだ16歳で2008年の北京五輪出場も狙っているとの事だから
あと数年間はプロレスに比重を置くことは難しいだろうけれども
五輪が終わったらプロレスに戻ってきて欲しい選手。

昨今のアマチュアレスリング協会はプロ開放路線をとっているから
アマレスとプロレスを分けないで両方の世界を言ったり来たりする
スイッチレスラーの第一号に渡辺菜穂がなるのも悪くないかと思いました。


第一試合 20分1本勝負 木村ネネ×渋谷シュウ
第三試合 20分1本勝負 伊藤薫×江本敦子
第四試合 30分1本勝負 闘獣牙Leon×渡辺菜穂
第五試合 時間無制限3本勝負 吉田万里子&藤井恵×木村響子&栗原あゆみ